ゴキブリは一体どこに卵を産むの?場所から、時期までしっかりとご紹介

多くのご家庭で、ゴキブリを自宅の中で発生させたくないと考えられているかと思います。ゴキブリの侵入を防ぐのはもちろんですが、それ以上に卵を産みつけられたら、と考えるとぞっとしてしまいますよね。本日の記事では、ゴキブリは家のどこに卵を産みつけるのか、また産みつけられた時の対処法など詳しくご紹介をしていきます。

 

ゴキブリは一体どこに卵を産みつけるの?

ゴキブリは卵を産みつける時に、身を感じた時に産卵を行うというのは有名な話です。ですので、特定の場所ではなく、我々が退治を行おうとしている際に産み付けられていることも多くあります。
また、ゴキブリの種類によっても生む場所に特徴がありますので、それぞれ詳しく分解をしながら説明をしていきます。

 

黒ゴキブリ

黒ゴキブリは、主に逃げている途中か、外に卵を産みつけることが多い為、自宅の中で繁殖することは考えづらいということができます。ですが、家の中に発生をし、退治を行おうとしているまさにその時に産み付けられてしまう可能性はありますので、退治を行った際にも、事後処理は必要ということができます。

チャバネゴキブリ

ある程度小型のチャバネゴキブリは、卵を産む時期になるとほとんど巣から出てこない傾向にあるため、巣が主な産卵場所になります。そのため、チャバネゴキブリの卵を退治するとなると、根本的な巣の撃退から行わないといけないと考えられます。

 

ゴキブリは、「暗く、湿度が高い、エサが豊富」な場所を好む傾向にあるため、巣の場所もその3要素を兼ね備えている場所によくあることが多いです。

その3要素を兼ね備える場所としてよく挙げられるのが、

  • キッチンなどの水回り
  • 冷蔵庫、エアコンなど家電の裏側
  • 家の外でずっと放置している段ボール
  • 排水溝

 

などです。この近辺に、ゴキブリは巣をつくりやすい傾向にあるため、定期的にチェックを入れること、普段から清潔に保つこと、を意識することで、ゴキブリが住みづらい家を保つことができます。

 

次に気になる部分として、ゴキブリの卵を退治する方法を記述していきたいと思います。

生命力の非常に強いゴキブリの卵の退治方法

ゴキブリの卵を退治する際に、よく間違った例として挙げられるものが、「殺虫剤を使って退治をしようとした」というものです。ゴキブリの卵にも殻があるために、成虫には効果覿面である殺虫剤を吹きかけても全く効果はありません。ですので、殺虫剤を吹きかける以外での対処法が必要になります。これは、大型の黒ゴキブリも、小型のチャバネゴキブリ両方に同じことが言えます。

対処法1:熱湯をかける

ゴキブリの卵を見つけた際の対処法として、最も一般的な方法として60度以上に沸騰をした熱湯をかけるという方法があります。これは、成虫のゴキブリにも使用をすることができる方法ですので、覚えておいて損はないです。

実際に60度以上と温度を計測するのは難しいので沸騰をしているお湯を使用することをお勧めしています。

ですが、家電や家具の近くで行うと、家電の場合には感電を引き起こしてしまうリスク、また家具の場合には中に入っているものが濡れてしまい、最悪腐らせてしまう可能性もあります。また、熱湯を取り扱うために、火傷をする恐れもありますので、実際に行う際には無理のない範囲で、慎重に行うことをお願いします。

対処法2:手で直接潰す

ゴキブリの卵も丈夫な殻に守られていることはご説明をしました。ですが、この殻程度であれば人間の力で潰してしまうこともできます。また、ヒビが入る程度でも卵の内部を乾燥させ、水分を失わせることができるので卵が孵化することを防ぐことができます。

ただし、手で潰す際に直接手で触れるのではなく、必ずビニールの手袋やビニール袋を使用し、間接的に触れるようにしてください。理由として、ゴキブリ、ゴキブリの卵は多くの雑菌を保有しているために雑菌の伝達経路になる恐れがあるためです。そのため、誤って直接手で触れてしまった場合にはすぐに手をきちんと洗って、雑菌を洗い流してください。

 

次にゴキブリは、いつ頃卵を産む傾向にあるのかをご説明していきたいと思います。

ゴキブリは一体いつ卵を産んでいるの?

・黒ゴキブリ

黒ゴキブリは、5月~10月の比較的暖かい時期に産卵を行います。

・チャバネゴキブリ

チャバネゴキブリは、時期を問わず一年のを通して産卵を行います。

 

どうでしょうか。黒ゴキブリは、春から秋初めまでに対処を行えば安心が出来ますが、チャバネゴキブリは、一年を通して産卵を行うために普段からちゃんとした対策を行うことが必要になります。

普段からきちんとした対策をするためには、家を常に綺麗に清潔な状態を保つこと、水回りは常に手入れを行いゴキブリが発生しづらい状態を保つこと、定期的に専門的な業者に依頼をし、家の中にゴキブリがいないかをチェックをする様にしましょう。