これは、ハクビシン?イタチ?見分け方と、現れた時の対処法をご紹介

夜中に天井裏や、隣の部屋から、または庭からガサガサとした音がすると驚いてしまいますよね。こういった際の音が大きいと、虫ではなく小動物が家に入り込んでしまったのではないかと不安になり、退治をしたいと思い、睡眠自体もあまりちゃんと取れなくなってしまうかもしれません。
今回の記事では、害獣とされている「ハクビシン」と「イタチ」の見分け方から、もし家に出た際の対処法から、家の近くに寄せ付けない方法までをしっかりとご紹介していきます。

ハクビシンとイタチの違い

ハクビシンは夜行性で、基本的には山に住み着いている生き物ですが、食料を求めて民家まで下りてきてしまうことがあります。また、近頃よく言われている環境破壊が原因で、住宅街に現れることもあります。そのため、民家の床下、天井裏に巣を作り繁殖をすることもあります。
ハクビシンは、果実や野菜、鳥や昆虫を主な食糧とし、農作物を荒らすなどの被害が報告をされています。
イタチは、小動物や昆虫を主食とする肉食性の動物で、ニワトリ等の家畜を襲うことでの被害が報告をされています。また、生ごみをあさったりすることもあります。イタチも民家に住み着き、繁殖をすることがあるので、騒音などが原因で害獣扱いされることもある動物です。

ハクビシンやイタチが住宅にもたらす影響は?

フンや尿によるニオイ

ハクビシンやイタチが住宅に住み着くと、当然フンや尿をします。彼らもマーキングの様に、同じ場所にフンや尿をする傾向にあるため、住宅に住み着く期間が長くなれば長くなるほど溜まっていってしまいます。また、ハクビシンやイタチのフンや尿はとても強い悪臭を放つために、蓄積されていくことで部屋の中までニオイがついてしまうこともあります。

衛生面でも問題

ハクビシンやイタチは、ダニやノミ、様々な菌を身体の内側・外側に持っています。そういった生き物が家の中を走り回ると、当然ほこりも舞いますし、最悪の場合、雑菌を住宅の中に巻き散らかすことにもなります。そうなると、住民の健康被害にも繋がりかねません。

ひっかくなど襲われることも

ハクビシンやイタチは、自分たちの縄張りに無断で入ってこようとするものを、敵と認識し襲ってきます。攻撃性も非常に高いので、駆除は必要ですが、不必要に近づきすぎると攻撃をされ、その傷から雑菌が繁殖することも考えられます。そうなった場合には、重大な健康被害を引き起こすことも考えられますので、駆除を行う際にも最新の注意が必要です。

 

次の項目では、もしハクビシンやイタチが住宅に現れた際の対処法を記述していきたいと思います。

 

ハクビシン、イタチが家に!どうすれば良い?

ハクビシンの退治方法

ハクビシンの退治方法は主に2つです。

  1. ハクビシンが寝床を作れない状態にする
  2. そもそもの侵入経路を絶つ

 

1の寝床を作れないようにする、は、ハクビシンは日中に眠って過ごす傾向にあります。その際に、巣を作りやすい、天井裏や屋根裏などの暗くて暖かい場所に潜んで睡眠をとるために、眠る場所に戻るための道をふさいでしまいましょう。
2の侵入経路を絶つには、ハクビシンは屋根裏や天井裏に侵入を行う際に、家の近くにある木を登ってそこから侵入を行います。ですので、普段から木の剪定などを行い、家の庭を清潔に保つことでハクビシンの侵入をある程度防ぐことができます。

 

イタチの退治方法

イタチの退治方法は、比較的簡単です。イタチは、夜に強い光を急にあてると発見をされたと感じ逃げ出します。また、忌避剤など、イタチの嫌いな匂いを発するものを設置することで、イタチを退治することができます。しかし、一時的に逃げた後でも、フンや尿を残したままにしておくとイタチはまだ、自分の縄張りだと思い何度も侵入をしてくるので、イタチを逃がした後は、しっかりと清潔な状態に戻しましょう。

次にハクビシン、イタチを自宅に寄せ付けないためにできることを記述していきます。

ハクビシン、イタチを自宅近くに近づけない対策法

ハクビシンを住宅の近くに近づけない方法として、一番簡単な方法は、ハクビシンが嫌うニオイを発するものや忌避剤を設置をすることです。また他にも、ハクビシンはエサを求めて人間の家に入ってきているので、エサとなる食料を放置しないことも重要です。庭で育てている野菜や果物が勝手に食べられていたら、害獣がいる可能性も考えられますので、育ったら逐一、収穫をすることも大事です。そして、ハクビシンの侵入経路となりそうな箇所をしっかりの修理することが一番大事です。どこが侵入口になっているか分からないという方はプロの専門業者に依頼を行い、しっかりと根本的な解決をすることをおすすめしています。
次にイタチの予防策ですが、イタチもハクビシンと同じで、忌避剤の設置、また侵入口をふさぐことである程度の対策にはなります。
またこれらの生物は見た目が可愛いので、可愛いと感じてエサをあげないことも重要です。

 

いかがでしたでしょうか。あらかじめ前もっての対策を知っていると、安心して過ごせますよね。定期的に害獣駆除プロの専門業者に相談をすることでより安心して生活をすることができますので、何かありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。