クモの追い出し方はどのような方法?寄せ付けない予防方法もわかりやすく紹介


クモの追い出し方は色々ありますが、どれが正しいのか分からない人は多いです。今回は部屋にでるクモの種類とクモの追い出し方、寄せ付けない予防方法をわかりやすく紹介。ぜひ、最後まで読んでくださいね。

部屋の中に出る3種類のクモの特徴

クモの追い出し方はどのような方法なのかを知る前に、家の中を徘徊するクモの種類を紹介。特に徘徊するのは3種類です。特徴を知ることでパニックにならず対処できます。

アシダカグモ

家によく出る大きいクモとして有名なアシダカグモです。大きくなると体長は15cm程度まで大きくなります。アシダカグモは巣を作らずに餌となるハエなどの害虫を探して部屋のあちこちを徘徊して、いなくなると家から出ていきます。

アシダカグモは大きな体格の割には、臆病で昼間はひっそりと隠れて存在を消していることが多いです。アシダカグモは夜行性で、特にこちらから何もしない限り問題はありません。人を怖がるので、大きな物音で驚き逃げていきます。大きくて怖いアシダカグモは、実は人間には無害です。

ハエトリグモ

ハエトリグモは体調も小さく1cm程度の大きさで、動きは素早くジャンプもします。そのため中々捕まえられません。名前の通りハエなどの害虫を餌にしています。ハエトリグモもアシダカグモと同じようにクモの巣を作らず、部屋のあちこちを徘徊して捕まえます。

ハエトリグモには色々な種類があり1cmも満たないクモが多いです。ハエなどの害虫を餌にするハエトリグモから、草などを餌にするハエトリグモも居ます。いずれにしても、一番目にするクモです。

イエユウレイグモ

イエユウレイグモは、体格は細く長い足で見た目は骸骨のようなひょろっとした感じです。イエユウレイグモの大きさは、アシダカグモと同じ位の15cm程度まで大きくなります。その見た目から、ひっそりと存在するのでまるで幽霊のような感じがするため、イエユウレイグモと言います。

歩く姿もフラフラと独特の歩き方で、余計に不気味な存在です。家の隙間や暗いところに潜んでいるので、さらに不気味さが倍増してしまうクモです。

クモを追い出す方法

クモを追い出す方法は大きく3つあります。「クモが苦手な香りを使う」「家にあるもので追い出す」「専用のスプレーを使う」の3つです。それぞれについて見ていきましょう。

クモが苦手な香りを使う

クモが苦手な香りはハーブなど虫が嫌う香りです。ミントやレモングラスなどは忌避剤(きひざい)としても使われているので、自然の力を使って追い出したい方におすすめです。

ハッカ油はドラッグストアなどで簡単に購入できます。

家にあるものでクモを追い出す

家の中でクモを見つけたら、できるだけ殺さずに逃すようにしましょう。昔からクモは人に害を与えず、家の中の害虫を捕食してくれる「益虫」です。

家の中から追い出す方法はホウキとちりとりを使います。ホウキでちりとりに追い込み、そのまま外に逃がします。クモは静かなところを好むので、できるだけそーっと追い込みましょう。

ホウキやちりとりがない場合は、新聞紙や雑がみでも代用可能です。

また、毒を持ったクモは駆除が必要です。家の中にあるもので駆除できますが、かまれる可能性があるので素手で触らないよう注意しましょう。

殺虫剤を使う

クモは不快害虫用の殺虫スプレーで退治できます。クモ用の専用スプレーも発売されていますので、毒グモ対策や大量のクモが発生した時のために、1本持っていると安心です。

ただ、天井などにいるクモにスプレーすると、頭上からクモが降ってくる可能性がありますので、離れたところから噴射することをおすすめします。

クモを寄せ付けない予防対策

ここまでクモの追い出し方を見てきました。一方で、クモを寄せ付けない方法はあるのか見てみましょう。


クモの餌となる虫を駆除する

クモやを何度追い払っても、餌となる虫がいる限りクモは何度でも巣をはります。つまり、餌となる虫を駆除できれば、クモは寄ってこなくなります。毒餌剤やくん製剤などを用いて、餌になるゴキブリや小さい虫を駆除しておきましょう。

定期的に掃除する

クモの発生予防策として効果的なのは、日頃からのこまめな掃除です。普段から掃除をしていれば、クモの餌となるアリやダニ、ゴキブリが好む食べ物の粕やほこりを除去できます。虫がすみにくい清潔な環境を作ることで、クモも寄り付かなくなります。

窓やドアをこまめに開ける

窓やドアを開けっぱなしにしていると、クモは容易に外から侵入してきます。また、クモの餌となる虫も入ってくることがあるため、窓やドアは開けたままにしないようにしましょう。


クモを追い出すならプロにおまかせ

出てくるクモの種類が分かったら、慌てずに対処できます。クモの追い出し方は忌避剤(きひざい)など苦手な香りを使い、ホウキやちりとりでできるだけ殺さずに追い出します。また、殺虫剤を使うのも有効で、1本持っていると安心です。

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